こんにちは、
抗がん剤治療の副作用で、嘔吐や脱毛の他に、手(指)や足(指)に末端神経障害が出る場合があります
正座を長時間やった時にピリピリやジンジンしたしびれた痛みが出るますが、これに近い症状です
抗がん剤治療中で手や足にしびれ等の末端神経障害が出る方
■末端神経障害の症状が出たら
我慢せず、チョッとでも通常と違う症状が出たらすぐに、医師に相談する事
医師の診断によって症状をやわらげる薬等を出してくれたり、治療を行ってくれます
※以前よりも、ペンが握りにくい、物が持ちにくい、ボタンがはめにくい等チョッとした事でも違いがあれば、我慢せず医師にすぐ相談して下さい
これくらいすぐに治るだろうと思わずに、チョッとした体調の変化は、抗がん剤治療中は副作用で色々とおこります
医師は色々な症状を見ておられるので、体調の変化がある場合の治療や対処方法を教えてくれます
抗がん剤のお薬や治療方法によっては、温めるよりも冷却させる方が良いと言う場合もございますので、必ず医師に相談して下さい
●家庭で出来る事は
身体を冷やさない事が大切です
手先や足先を温めると、しびれがやわらぎます
夏でも手袋や靴下を着用し、手足を冷やさない事が重要です
通常の手袋や靴下だと、締め付けて血行が悪くなりますので、必ず締め付け感の無い手袋や靴下を着用される事をおすすめ
■身体を冷やさず、温める事が大切
しびれ等は、冷やす事によって、ピリピリやジンジンと刺激が出ます
●夏場の注意
クーラーが大敵です
夏場はクーラーが効いたお部屋では、必ず靴下を履き長ズボン、上着も半袖で無く薄手のシャツ等を着る事
出来れば外出先から帰った時、汗などで湿った洋服等は着替えて、クーラーの冷気で汗を冷やさない様にされた方が良いです
クーラーを消して我慢しないでください、熱中症の危険性があります
クーラーの温度は高めに設定して過ごされると良いです
●冬場の注意
外出時は、必ず帽子、マフラー、手袋、靴下、防寒着を着用し、手先・足先を冷やさない様にする
軽くて防寒効果のある靴を履くと良いです
外気と室内では温度差があるので、その時に着用していた物を脱ぎ体温調整をコントロールされる事をおすすめします
>>抗がん剤治療中で手や足にしびれ等の末端神経障害が出る